TJ.Famの日常 ニューオーリンズ編

2009年チェコ→2011年ドイツ→2015年日本→2020年アメリカと3か国目の駐在生活。TJ.Famの日常を綴ります。

駐妻のお仕事

はuやーrでぅ-いん?

自主隔離期間が明けた初の週末。しかも、Labor’s dayの3連休。色々と初体験し、刺激を受けた。順不同になるが、少しずつまとめて行こうと思う。

ブログと同時にインスタを始め、使い方に手こずる。特に画像処理や画像のバックアップをどうするかなど。それに時間が費やされて、なかなか、スムーズにup出来ない。なるだけタイムリーに投稿しないと、感動が薄れていく。記憶と共に…。けれど、ネット上にはたくさんのアドバイスがあり、助かる。皆、発信力が素晴らしいとつくづく思う。一歩ずつである。

 

という訳で、初っ端、2日目の話。

急な来客!勃発!単身渡米の日本人男性駐在員。駐妻、久々の出動。

 

海外の生活では日本人同士だと特に、家で、となることが多い。今は特にコロナの影響で外での会食はNGである。私も久しぶりに、主人以外の生身の人間と話が出来る。しかも、日本語で!心弾む。

 

先ず、確認すること。

①アレルギーの有無 ②好き嫌いの有無 ③特に好きなもの、苦手なもの ④アルコールがお好きかどうか

 

6年弱の間、日本でローフードを生活に取り入れ、アルバイトだがお仕事にまでしていたので、久しぶりに症例者を得て、勝手に体調改善プログラムに取り組む気分である。しかし、気持ちとは裏腹に、まだ、やや時差ボケで(←違うだろうの突っ込みも)身体は重い。それに何と言っても、家具付き物件ではあるが、スーツケースに入れてきた手荷物だけで、裸一貫+インターネットというところである。

 

(これは、ブランクもある上にハードルが高い…しかも、この2週間、ろくに開拓も出来ていない。食材が分からない…。)

 

こういう時は先ず、日本食材やアジア食材が手に入るアジア食材店へGO!先週は一番大きいと言われている中国人経営のアジア食材店に行ったが、こちらに到着した翌日に行ったので、あまり食指が動かず。今回は韓国人経営のお店へ行ってみた。

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韓国、流石!凄い!!店内も衛生的で小奇麗である。品揃えも豊富である。生の野菜もアジア系の野菜もあるし、何と言っても、韓国人の作ったキムチが種類豊富に置いてある。久々、テンションが上がる。お隣の国、韓国。日本人の感覚に最も近い国といってもいいだろうと思う。欲しいものを置いてくれている。そして、何より店主との会話に癒される。ご夫婦で営まれているのだろう。夫婦間の会話はどうやら韓国語。久しぶりに聞く韓国語。新大久保を思い出す。そのまま分からなくってもいいので、韓国語で接客して欲しい気分であるが、それでは話にならないので、(向こうは遊びではないので)英語で話し掛けられる。チェコ駐在時代を思い出す。日系チェコ人の営む日本食材店と韓国人経営の日本食材店。韓国人経営の韓国食材店。それぞれ特色があり、良さがあった。デュッセルドルフは日本人が多く住む街だったので、日本人経営の日本食材店のみならず、ラーメン店、居酒屋、定食屋、パン屋まであった。どの街も懐かしい。

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ゆっくり見たい気持ちを抑え、取り急ぎ、今日のメニューで使えそうなものだけをGETし帰路につく。もやし、大根、パン粉、韓国産キムチ、油揚げ、豆腐、納豆。きっと、ここでしか手に入らないものは、韓国産キムチくらいだろうけれど、大根も豆腐も少し品種やメーカーが異なるだけで、味が違い、使いやすさが変わってくる。今日は失敗したくないので、安全サイドを取ってたっぷり購入。

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久しぶりにちゃんと料理をする。レシピを検索し、計量スプーンを使い計量。前日まで日本やアメリカにいる友人とZOOMやLINE電話を繋いで、相談に乗ってもらう。チャチャっとお料理上手のお友達がいるのは本当に心強い。数々のアイディアを頂き、いざ調理!きわめて切りにくい包丁、網目の荒いザル、限られた調理器具、食器類を駆使し、なんとか18時半に間に合った~。作ったお料理は少しずつレシピにおこしていこう。

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上 韓国食材店の大根 下 WHOLE FOODS MARKETの大根

と、ここまで書いたら、突然の来客!再び。

 

よりによって、今日から旦那は初出勤。

鍵穴からそっとのぞく…。扉の向こうに男性がいる。でも、見たことのある男性だ。ここのアパートメントを管理してくれている人だ。数回挨拶したこともある。

(うーん、でも、来るなんて聞いてないし、どうすればいいのだろう。)

そっと、扉を開けてみる。

男性「〇△、■×××…Oven! Kitchen!」

(ああ、キッチンコンロが一つ付かなかったから、それかなぁ…旦那が手配していたような…仕方ない、上げるか…。)

男性、どんどん、土足で入っていく。

(ああ…ここで靴を脱いですら、言えない。まぁ、仕方ない。)

男性「Not good...×△◆…Friday!」

(どうやら、金曜日にまた来ると言っている。でも、金曜日の何時に来るんだろうか…)

私「子供の送迎もあるし、早朝と昼過ぎはいないよ。」と言ってみる。

男性「なんじにいるんだ?」

拙いやりとりの末、金曜日の9時過ぎ~12時の間に来ることになった。自分の言いたいことは言えるが、返ってくる返答が全く聞き取れない。

私「はい??あんだって?」って感じである。

ただ、ここはアメリカ。アメリカも広いので全てを一括りに語ることは出来ないが、この辺りは特に、黒人比率6割強。他が白人、中国人系、インド系、ヒスパニック系という割合。英語のハードルが極めて低いらしい。片言でも話せると、バイリンガルだと言われるようだ。なので、聞き取れなくても片言でも、容赦なく、話は続く。

少し警戒心が取れ、ちょっと聞いてみる。

私「あなた、前にも会ったことあるけれど、ここのマンションの管理してる方?」

男性「This is not mansion!(笑)」

男性「mansionってのは、こういうものだ、あそこの地域にある家見たことあるかい?あんなのをmansionっていうんだ。ここは違う。」

と教えてくれた。私が使ったのはカタカナの外来語のマンションであった。英語のmansionは、大邸宅。お屋敷である。ちょっと、失礼なことを言ってしまったのかもしれない。その昔、この地は奴隷制度によりmansionにはお手伝い役の奴隷がいたのだ。

(そんなつもりはなかったのだよ…)と心の中で謝る。無知とは云え、申し訳ない。

 

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U have a great night!