へ~い、め~ん!
長男「みんなが、やっているゲームアプリの名前がわかったよ!それと、メガネ君からメールアドレス聞いてきた!!」
何か一言でもいいから、話し掛けてこい、という母からの叱咤激励に応えてくる長男君。偉い。我が家の場合、第一子は、第二子に比べて、ばっかだな~と思うことが多い反面、素直である。
ゲームは、本当はあまりやらせたくはない。けれど、現代っ子の男子にとってはコミュニケーションツールにもなっている感じだし、特に、今の状況を考えると、仕方がない。しかも、「みんながやってるゲームでも聞いといでよ、そしたら入れてあげるから。」といったのは、わたしだ。
長男「メガネ君から聞いた、メールアドレス、なんか変なんだよ。送れない。」
メガネ君、メガネ君という長男に、「いい加減に名前を聞いて覚えて来なさい!」、と何度も言ったのだが、名前まで認識するには、先のことになりそうだ。他にも、お世話係君、イケメン君、と勝手なニックネームが我が家の中で定着しつつある。
わたし「3¥3 Metarie???これって、自宅の住所なんじゃないの?なんて聞いたの?」
長男「え? わっつ ようあ あどれすって聞いた。」
長男はアドレスというと、通信手段のアドレスだと思い込んでいる。
दान、dāna君「なるほどね。それじゃあ、メールアドレスを聞いたことには、ならないんだよ。住んでいるところを聞いたことになっているから、メールアドレスなら、e-mail addressって聞かないとね。」
それにしても、"What's your address?"と聞く息子に、素直に、自宅住所を教えてくれたメガネ君、なんて素直な子なのだろう。
翌日、無事にe-mailアドレスをゲットしてきた。よく頑張った!
わたし「なにか、日本のことは聞かれたりしないの?」
दान、dāna君「きっと、外国人扱いしていないんじゃない?いろんな人種いるの当たり前の環境だから。」
長男「いや、外国人とは思っている。けど、みんな勘違いしてて、日本人とは思っていないみたいだよ。」
わたし「え?じゃあ、何人だと思われているの?」
長男「なんかねぇ、"Are you from Korea?"とかね、"You are from China."とか言われるから、そのたびにね、"Japan."って毎回答えてるんだけどね、"EE???You are from Japan??"ってなんか、驚かれる。」
わたし「(笑)そしたら、なんて?」
長男「英語で何て言ったか、忘れたけど、、イケメン君は、『ええ??日本か~、そしたら、すしうまいだろー。』って言うから、僕は『うん、うまいよ。』って答えて、そしたら、『いいな~、すし、くってみてぇな~~』って言ってた。」
微笑ましい光景が目に浮かぶ。いつでも、うちに来たら、お寿司食べさせてあげるよ~~、という気になる。
長男「ともだちは少しはできたけど、信頼関係はなぁ、まだなんだよね。」
長男の中では、「ともだち」というのは、クラスメイトで多少やり取りが発生すれば、それは「ともだち」。けど、「ともだち」から信頼関係を築かないと、「しんゆう」にはならない、という整理。
今朝、たまたま担任の先生とお会いでき、直接、ご挨拶することができた。長男が写真を見せてくれていたので、すぐに分かった。一生懸命に、長男のことをほめてくれて、ケアしてくれようとしている様子を話してくれるのだが、身体が大きすぎて、話しながらも、息が上がっている。我が子の事も気になりつつ、先生の身体の方が心配になった。こんな親切な先生。一生懸命でありがたいけど、先生が倒れてしまっては、余計に困る…。健康管理士として、このまま手を差し伸べる術はないのか…。
先生からも「クラスメイトには、『(長男)は、全く話せないわけではないのだから、積極的に話しかけてあげてほしい。』といつも言ってます。」と。
話しかけてもらったら、言葉は出てなくても気持ちで返す。こちらも話しかける努力をする。それを繰り返せば、いつか、ここにも「しんゆう」が出来るかな。
Have a nice one!