TJ.Famの日常 ニューオーリンズ編

2009年チェコ→2011年ドイツ→2015年日本→2020年アメリカと3か国目の駐在生活。TJ.Famの日常を綴ります。

New Orleans滞在1カ月経過した頃の友達事情 駐妻編  後編

How y'all doin?

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新しい環境でのプチストレス その2

アメリカ滞在1カ月目。初、自分一人で掃除機をかけてみる。

むちゃくちゃ、デカい。コロが付いているから、

重くはないけれど、、どうやったら、角度が変わるのか、

どこにスイッチがあるのか、しばし、奮闘。

家じゅう、全部かけるのは大変なので、今日は、半分。

A姫と出会ったのが1週間前のこと。リアルに人と会えて話が出来る幸せを痛感。初対面にも関わらず、前置き抜きにして、喋りまくった。

今日は2回目のお見合い。出掛ける前に掃除機をかけて、家事を済ませる。

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Lakeside Shopping Centerの近くにある
タイ料理 Cafe Equator。

もう初対面ではないので、今回は落ち着いて会話をするよう心がけてみる。A姫側も、わたしの名前を最初に聞いたとき、A氏と「B姫って名前は、若いわよ。わたしの世代にはいなかったもの。」⤵⤵⤵と話していたらしい。

店員さんと軽やかに英語で会話をするA姫の言葉を聞いていると、アメリカ人だ。角がなくって、サイレント文字まで言ってしまう、カタカナ英語とは全然違う。

わたし「全然、力が入っていなくてまろやかですね。わたしにとっては日本語は喋るのに力が入る言語だと思うんです。英語はもっと、流れるように、力が入ってない感じ。」

A姫は、学術的な背景もある専門家であり経験も豊富。そんな専門家でも、母語以外の言語を話すときは顔、口、舌、が疲れるのだそう。

(力が入っていなくて、疲れなさそうなのに、そうなんだーーーー!)

言葉は人から貰うもの。真似から入る。けだるそうに話す黒人アメリカンを真似て、力をなるべく入れずにダルそうに話してみてたが、違うのか!!!???

顔が疲れるまで話す機会が欲しいものだ。

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お勧めの Pad woon zen(パットウンセン)

チェコ駐在時代、タイ駐在歴のある友人にyum woon zen(ヤムウンセン)の作り方を

習った事があるが、パットウンセン???

 
ปทุมวันเซ็น…pad( 炒める)woon zen(春雨)
ยำวุ้นเส้น…yum(混ぜる)woon zen(春雨)

タイ語、可愛い ♪ ウンセンってのが、同じ綴りのはずなのに、

なんか、綴りが違う感じが…。読めないからわからない。

 

折角お知り合いになれたのに、来月にはお仕事復帰でまた単身、移動されてしまうとのこと。カッコよすぎる。車の運転も怖がり、飛行機の揺れにもビクビクしている、自分はなんなんだと、思ってしまう。飛行機の揺れへの対処法も具体的に教わり、人と繋がる秘訣も教わった。

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車を停めたTHE大衆型スーパー"Breaux Mart"

Breauxは、人名らしい。

https://www.breauxmart.com/

左 ドキツイ色のケーキ 絞りやら、超ラフ。

右 アメリカの定番 クッキーケーキというらしい。

 

こうしてランチしている間も、子供の事で気掛かりなことが頭をかすめていた。

アメリカだからか、ルイジアナだからか、ニューオリンズだからか、アジア人だからか、息子だからか、わたしだからか、何が原因か何が問題なのか、分からなくなっていた。何かを変えるべきなのか、変えないべきなのか。

 

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場所を変えて、さらにお悩み相談。

左が、クレオール料理のベニエ。

Cafe Du Mondeの揚げドーナツは、ウィキには、

ルイジアナ州公式ドーナツと書いてある。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%83%8B%E3%82%A8

 揚げ立てで、とても美味しいし、コーヒーも美味しい。

 

答えは、子供達が持っていた。

わたし「今日は学校どうだった?」

長男「楽しかった!体育は8年生がふざけて、それに巻き込まれちゃってやれなかったけどね。もう宿題も学校で済ませて来たし、今日は絵日記だけ。」

次男「さんすうが、めっちゃめちゃむずかしくなった~。きょうは、みんなにこえかけて、みんなでおにごっこしたよ~。」

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次男は、算数だけ3年生に進級。

桁数が増えて、5hundreds や、21 thousands などを、

習い始めた。いきなり、ハードル上がったけど、頑張っている。

自己表現として積極的に話しかけるように、努力を始めた。

長男のコメント「算数が簡単すぎ」は、その日にやった内容が、

メートル、センチメートルだったから。

こちらはマイルだから、使い慣れない単位は

アメリカ人にとっても難しいだけだよ…。しかも、鼻があがる、

とは、言わないのだよ…。

दान、dāna君の仕事もだんだん日増しに忙しくなっている。私が、いつまでも気をもんでいては、家族、特に、दान、dāna君への負担が増す。100%満足のいく状態になんて生きてたら、そうそうならないし、人生、想像通りにもいかない。100点を目指すのをやめよう。量子力学の世界ではパラレルワールドが存在する説もあるが、主観で生きる人間にとって、パラレルワールドを生きることは不可能だ。常に、決断の連続である。家族で生きている限り、誰かの問題もみんなの問題。けれど、問題でないものを問題としてしまって、問題を作り出すことも、また、問題だ。

 

今は、私自身も前向きに。自分の人生を充実させるべき時なのかもしれない。

そんなときに、ヒラリと舞い降りたA姫は、わたしにとってAngelだったのだろう。

人生に偶然などない。全ては必然だ。「神はサイコロを振りたがわず。」と言ったアインシュタインの言葉に使い方は全然違えど、共感する。

 

A姫の決断をわたしも遠方より応援したい。

 

Have a nice one!