はーあゆどぅいん?
ぐーっど
渡米して今日で75日目。2カ月半。
ブログが滞って、ここ2週間何をしていたかというと。
週末は家探し。
月曜日~木曜日まで毎日午前中はオンラインでESLに参加。その後、お迎えの練習で、買い物行きがてら、学校までの道の下見。
運転は毎日同じということがない。工事中であったり、渋滞であったり、慣れるまでは、いきなり困らないように、朝のうちに、運転の練習も兼ねて道の下見をしていた。
しかし、一日2度も運転をしていると、流石にクタクタになった。
初めて、1週間、なんとか、दान、dāna君の手伝いなしに、お迎えだけはこなすことができた。そんな矢先。またもや、異例の事態が発生。ハリケーンZETAの到来である。
予報では今回こそニューオーリンズ市を直撃するが、カテゴリー1だと聞いていて直前までそんなに大騒ぎしていなかった。
というのもハリケーンの規模が明らかになるのは、メキシコ湾内に入ってからだという。湾の水温が高いほど勢力が増す。今回も当初の予報では、カテゴリー1だとニュースで報道されていたので、これまでの3や4程の騒ぎではないだろうと思っていた。しかし、ハリケーンが直撃する前日に予報がカテゴリー2に変わり、様子が一変した。
水曜の夕方にはハリケーンが上陸するとのことで、朝から携帯に緊急速報が流れ、ニュースでも午後は家から出ないように、と。学校も午前中まで。慌てて生鮮食品の買いだしに行くも、いつも行くお店はどこも13時には閉店し、買いたいものを思うように買い物できず。
災害は忘れた頃にやってくる。まさに…。
今回のハリケーンはスピードが速いので水害は少ないだろうとの予報。しかし、速度があるので、風による被害が予想される。停電だ。
幸い、住んでいるアパートは停電の被害に合わず、炊事も洗濯もシャワーも普通に浴びることが出来た。通信網だけはやられてしまい、TVとWIFIが繋がったのは、翌々日。
子供達の学校も停電と少しの被害が出たので、その週は休校に。
折角、運転に慣れてきた頃だったのに…。
買い物くらい行きたくても、町中、倒木の被害、配管破裂による浸水、信号機の停電で、怖くて出られず。
唯一の人との接点であった、ネットも不通になり、ESLもその週は休校に。またしても孤立。
結局、ハロウィンの週末は、まさかの被災下に。翌週に控えていた大統領選の投票日。アメリカの投票所は全てが電子化されている。停電被害で現場は大混乱だっただろう。
被災した週末から開けた月曜日。学校もESLも再開。PC越しではあるけれど、毎日、顔を合わせていてすっかり、生活の一部になっている仲間の顔に安堵。聞けば、大半が2~3日の停電を経験。BBQセットで炊事をし、過渡な情報社会からしばし開放されて、のんびり過ごせた、と、皆、明るい。もしも、日本で停電が2~3日も続いたら、どうなるだろう。お風呂も入れず、洗濯も出来ない状態。とても、のんびり過ごせた、などと言えないだろう。ものが無くても気持ちの豊かささえあれば、本当は幸せなのだ。けれど、衣食住の充実を求めて、無いことにばかり執着し、心は貧しくなっていく。気持ちの持ちようで幸せは変わる。分かっていても、それが難しいから、悩んだり、落ち込んだり、気持ちが浮き沈みする。