TJ.Famの日常 ニューオーリンズ編

2009年チェコ→2011年ドイツ→2015年日本→2020年アメリカと3か国目の駐在生活。TJ.Famの日常を綴ります。

NewOrleans駐妻 ルイジアナでおもう2021年の決意

A happy new year !
せーぼk まーに ぱでゅせよ
明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

この界隈はコロナ以前は、もっと、音楽フェスやジャズライブも盛んで、年中お祭り騒ぎの地域だと聞いていた。わたしはコロナ以前のこの街を知らないので、比べようがないが、それにしても、???、なんでこんなに次から次へと、みんな、仮装したりお祭り気分なんだろう、と思う。

9月だったか?レイバーズデーは、経験はしていないけれど、BBQ.パーティー。
ハロウィーンは、Trick or Treatの仮装。パンプキンパッチ。
それから、クリスマス。
クリスマスが終われば、NewYearを祝う花火。

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クリスマスツリーを売っていた野外テントの後には、
今度は、花火を売るためのテントが立ち並ぶ。Parish(パリッシュ)と呼ばれる、
日本で言うところの市区町村に近いもの、によっては花火の打ち上げを
禁止しているところもある。うちが住むOrleans Parishは、
打ち上げ禁止のため、दान、dāna君の勤務地のある、
St.John the Baptist Parishまで、花火売り場見学に。

Parishもキリスト教の教区を起源にもち、
正確に、市区町村の政治とどう異なるのか、
いまいち、分からない。
参考 郡 (アメリカ合衆国) - Wikipedia
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左 QRコードから打ち上げ動画が見れる。
右 素人が打ち上げていいのだろうか、と思うような、特大サイズの花火も
普通に売っている。日本円で10万円近いものも。
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右 男子3人が、真っ先に見つけた、うんこ花火。


チェコのプラハに住んでいた時も新年を祝う花火の打ち上げる音や、火薬の煙で、おちおち眠ってもいれなかったが、禁止されているはずの、ニューオリンズ市でも違法に上げる花火の音が鳴りやまず、戦地にでもいるような気分だった。
大晦日は18時から紅白歌合戦を見ながら、フグ刺しと日本酒で家族団らんを楽しみ、21時頃に、お夜食で牛肉と牛蒡入りの年越しそばを食べ、NHKの「ゆく年くる年」で除夜の鐘を聞き、新年のあいさつを済ませて就寝する。そんな日本の年越しがやはりいいなぁ。



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それが終わったら今度は、Mardi Gras(マルディグラ)。

マルディグラに関する詳しい内容は、こちらで↓
マルディグラ - Wikipedia クリスチャンではないので、やはり、何度読んでも、リオのカーニバルと同じ時期にやるパレード、位しか、頭に入らない。

今年のNewOrleans市のマルディグラのパレードは、中止が決定した。近郊のParishもOrleansParishにならって、中止が発表されている。パレードが開催されなかったことは前代未聞だそうで、皆、どのように準備をしていくのか、手探りのようだ。

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Caution!Non‐Edible Baby Figure Inside This Cake!

 

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紫、黄色、緑の3色がマルディグラカラーだ。
スーパーには、キングケーキが立ち並ぶ。
見るからに着色料がすごいので、こちらは食欲がなくなるのだが、
長男が食べてみたいというので、WholeFoodsMarketに売っていた
1ピースを買ってみた。
欲しいと言った長男も、「なんか人工的な味がする…。」と。

キングケーキと呼ばれる↑こちらのケーキ。中には、食べられない赤ちゃんの人形が入っていて、それが入っている箇所をひいてしまった人に罰ゲーム的に何か指令が下される仕組みのようだ。दान、dāna君の会社では、ひいた人が次のキングケーキを買ってくる、ことになっているらしく、年初からパレードが行われる2月?まで、職場には常にキングケーキがあるようだ。大学生なんかだと、ひいた人の家が翌日のパーティー会場に決定するらしく、夜な夜な、パーティーをして過ごすので、勉強どころじゃない、と聞いた。

謝肉祭の後は、きっと、イースターで、次は夏のバケーション…。

と、

(1年中やないかい!!!)

と突っ込みを入れてしまいそうになる。

だが、根底に一貫して流れる宗教に基づいた、祖先に、一年に、自然に、感謝して暮らす、という、伝統が素敵だなと思う。形骸化していたり、商業主義に利用されたりして、意味も分からずお祭り騒ぎになっているところもあるのだろうけれど、1カ月、2か月も前から気持ちを高めて準備をし、それを楽しんでいるのが、いいなぁとも思う。

 

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新年の目標を立てたマインドマップ。
それぞれ目につくところに貼って1年を過ごそうと思っている。

何か大きな目標のためには、毎日、ちょっとずつ、そのために手足を動かし頭を使う。そのための時間と空間を準備する。ルイジアナの人達のように、楽しく、楽しいからやる、で、いたいな、と思う。


You have a wonderful day!