TJ.Famの日常 ニューオーリンズ編

2009年チェコ→2011年ドイツ→2015年日本→2020年アメリカと3か国目の駐在生活。TJ.Famの日常を綴ります。

NewOrleans滞在6カ月経過した頃 子供達の生態 中編

Hi?  How are you doing?

Good!

 

”Thank”も書けないことが発覚した長男。
翻訳アプリなしで学校でも家でも過ごすこと5日目。

 

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久々、宿題を見守ってみる。

 

「アンネフランクの日記」が終わり、次の課題図書は、「Hunger Games」。
内容は子供同士が殺し合うというサバイバルゲーム系の話である。なぜ、こんなものが
課題図書?と疑問を持ったが、数々の褒賞を
受賞しているということで、まあ、様子を見ることに。

ja.wikipedia.org

 

 

長男「Thank は書けなかったけど、The , have seen , that は、書けるよ。」

日本語版を先に映画で見ていて、内容が頭に入っているせいもあるが、スラスラと問題に取り組んでいる。

 

わたし(意外に、わかっているのかな…。)

 

長男「especially ってなんだろう。調べろっていうから、調べなきゃ。uneasyって、なに?ママ。」

 

問い:What about the dogs makes Katniss especially uneasy?
答え:It would be impossible for Peeta to outrun them on that leg.

 

わたし「この答えは、なに?どういう意味?」

長男「ピーターは足を怪我しているから木に登れない。って書いた。」

 

私は内容が分かっていないのだが、本人は内容も理解していて教科書のどこにそのことが書いてあるか、は分かっている。で、その前後を写しつつ文章を作っているようだ。

 

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図書館のPCで、鬼滅の刃の漫画(英語版)があることが発覚!

図書館での一幕。

 

長男「鬼滅の刃、あるじゃん!どこにあるんだろう。」

わたし「受付のお姉さんに聞いておいでよ。」

長男「わかった。」

 

3ヵ月前までは、訓練のように、「欲しいものがあるならば、お店の人に自分で聞いておいで」、と無理矢理行かせていた。結局、モジモジとしていて要件が満たせず仕舞いだったのが、今ではすっかり自信にあふれている。

 

長男「ママ、借りるってなんていうの?」

わたし「レントゥでいいんじゃないの?」

 

傍で見ているわたしには、お姉さんの英語が速いわ、はっきりしないわ、で、なんだかよく聞き取れないんだけど、長男は、わかっている様子。問いかける様子は、けして、上手な英語ではない。RとLの発音が綺麗なくらいで、あー、うー、と言いながら話している。けれど、お姉さんには伝わっていて、お姉さんからの返しに再度頷く様子も、すっかり、馴染んでいる。

 

わたし(なんなんだ、これは。言葉ではなく、超音波でやりとりしているのか?おでこからイルカのように、何かが出ているのではあるまいか???)

 

力が抜けた感じで、なんなんだ。これは。空間に微塵も淀みがない。

書けはしないけど、ある程度わかっている。すんなり言えはしないけど、相手の言いたい事は把握している。単語も知らないし、日本語でなんて言おうって考えているけれど、問いかける構文は英語で備わっている感じだ。

 

一体、なんなんだ。


よぉるはぶあぐっわん