How are y'll doing?
(Haa yal duin)
Good.
”あい てぃんく あいてぃんく”
数カ月前から長男の発音が気になっていた。
"びかーず びかーず”
”I think ”, ”Because”と言っているのだろう。妙な発音でも、本当に子供って気にしないんだなー、と特に訂正もせずに、そのままにしておいた。
ある日、地元のラジオ放送から、若い女性の声が。
"あい てぃんく”
わたし(!もしや、これは、長男が言っていた、”てぃんく”、なのでは!!!)
そして、別の日。
"びかーず”
わたし(!これも、もしや、長男の言ってた、"びかーず"、では!!!)
そのまま受け入れるということは、きっと、こういう事なのだろう。
私の中の、"I think" を、カタカナ表記すると、”アイ スィンク” や、”シンク” に近い。"Because"ならば、"ビコーズ”。勿論、ルイジアナの人でも、シンク、や、ビコーズに近い発音をする人もいる。けれど、私が”ビカーズ”に出会っていても、”ビカーズ”とは発音していなかっただろう。”ティンク”も然り。
昨日、3ヵ月ぶりに他人と会い、会話をした。いつもLINEやZOOMでつながりはあるものの、直接、人と会ってゆっくりと話をするのは実に久しぶり。なにじんとか、あんまりここでは関係がないのだが、ESL友達のコロンビア人。共通言語が英語しかないので、3時間近く英語で話をしていたら、自分の中のある事に気が付いた。ESLのクラスメイトの個人名がことごとく、出てこないのだ。ミス・ケイ、ルイス、エマン、リチャード。दान、dāna君に相談してみた。
わたし「痴呆かね…。健忘症かね…。」
दान、dāna君「多分、人の名前を記憶するのに、カタカナなんじゃない?」
わたし「いや、ズームの画面上の表記で認識しているから、ローマ字だよ。」
दान、dāna君「思うに、無意識にカタカナになっているんじゃないかな。英語で会話している時に、急に、そこに意識が行かなくなるんじゃないのかな。」
わたし「(あんまり、納得がいかないけれど、、、)確かに英語を使っている時の脳って、日本語で使っている脳領域と、自分の中では、なんか、違うんだよ。頭頂部っていうか、耳の鼓膜をひっくりかえしたような感覚。日本語みたいに真ん中じゃない。दान、dāna君は、日本語で考える時と英語の時って、自分の頭の中どうなっているの?」
दान、dāna君「意味がわからない・・・。おんなじところを使っている感覚だけどね。しかも、頭頂部って・・・それって、英語が上滑りしているって意味?(笑)」
わたし「(怒)・・・。」
長男のお友達、ネイサン、デボーン。長男は、何も思わず、いつも、Nathan、Devonと発音する。カタカナではない。わたしは、無意識に、カタカナで呼んでいる、気もする。
自分の知っている音、自分の中にある音に近づけて認識をする、”知覚同化モデル”という理論で、私の現象は説明がつく。
良かった・・・健忘症ではない。(きっと。)
しかしなぁ~、世間で一般的に言われている、言語習得の限界年齢の壁を、精神論で打ち破れるかしら。わかった、とか、きこえた、とか、も、結局、自己申告だしね・・・。なるべく、自分に厳しく、検証してみよう。