ニューオリンズ空港からはタクシーで仮住まいに向かった。
会社の方々がご親切に出迎えてくれて、感激であった。久しぶりに異国に住む異邦人同士の助け合いの精神を感じ、懐かしさを覚えた。
荷ほどきの前に早速スーパーマーケットを案内してもらう。
主婦にとって海外のスーパーマーケットは、どれだけ時間があっても足りないくらいに興奮してしまう場所である。マンションの目の前にあるニューオリンズ地元のスーパーマーケット「Robert」に連れて行ってもらう。
https://www.robertfreshmarket.com/
入口にはコロナ対策ブースがセッティング。アルコール除菌液に加えて、サイズ別に用意されたビニールの使い捨て手袋。それに除菌シートが置いてある。万全な体制だけれど、この使い捨て手袋の山。エコではないよな…と思う。
レジスターは日本とあまり変わらない様子で客と店員との間にはビニールシートのつい立てがあり、客同士は、6フィート(約2m)の間隔を開けるように注意を促すアナウンスが流れている。
そしてシルバータイムが設けられていて、平日の早朝はご年配の方々だけが買い物できる時間帯になっている。
↑ これはお隣の薬局の様子
アルコール除菌やマスク、体温計は特に品不足になっている様子はない。ものによっては、個数制限がされている。
↑ アメリカでも大人気のWHOLE FOODS MARKET
週末のWHOLE FOODS MARKETは特に混雑。しかも、ハリケーンの到来前とあって、入口では入場規制が。皆、6フィートの間隔を開けて待つ。
”追記:後から気が付いたが、ルイジアナはフェーズⅡの規制があり、入店数50%?にしなくてはならないようで、店内は空いていた。”
感染者数の増加が懸念されている報道がある一方で、市民の間には、そこまでの緊張感は漂っている感じはしなかった。マスクも機能性マスクをしている人よりも、ファッション性の高いマスクをしている人が多くみられる。
入国後2週間は、不要不急の用事、外食を避ければ、買い物、散歩、ジョギングなどの運動は構わない、という。温かな南風と広大な大地のアメリカに不安な気持ちも少しほぐれた。