How are you all doing?(はu やーrどぅー)
”Pasture‐raised eggs” (牧草地で育てられた卵)
”Pasteurization” 100度以下の温度で行う低温殺菌法のこと
音だけ聞くと、???。
低温殺菌された卵??
私の中では、「ぱすちゃらいずど」と聞けば、低温殺菌。長年ローフードを取り入れているせいもあり、なるべく、非加熱を心掛けている。そのせいもあり、似た音に思考が持っていかれる。
どうやら放牧卵のことのようだ。
Put hens out to pasture.(鶏を放牧する)
Put the man out to pasture.(その男を窓際/引退に追いやる)
のような言い回しがあるようだ。
アメリカといっても、南部の田舎町。最近の日本人が想像するハリウッドスターの生活を描いたようなアメリカではない。それはニューヨークやカリフォルニアであろう。一括りに語ることは出来ないが、きっと、田舎町にも浸透しているものであれば、逆にアメリカを象徴しているに違いない、と考える。
日本でも沢山の種類の卵が売っているように、こちらでも沢山の種類、サイズの卵が卵売り場に並んでいる。最初は何がなんだか、目が回る。けれど、英語なのでなんとか分かってくるのが、最後までよく分からなかったヨーロッパと違うところだ。
まず、よく分からない段階では、折角なのでORGANICと書いてある、最小サイズのものを購入すると良い。最小サイズでないと、とても消費出来ず、失敗したときの被害が大きい。
わたしが一番最初に買ってみたのが、左の写真のWHOLE FOODS MARKETのPB商品。"365everyday value"のマークが目印である。WHOLE FOODS MARKETで商品選びに迷ったら、365のマークを頼りに絞り込む。その上で、↓これだけ、良さげな内容が記載されているのであれば、大丈夫であろう、と判断し試してみる。
1.Raised naturally without antibiotics(抗生剤不使用)
2.vegetarian feed with no animal by-products(植物性飼料で飼育)
3.cage-free plus(放牧卵)
4.USDA ORGANIC認証※
※参照元:U.S Department of Agriculture
https://www.ams.usda.gov/about-ams/pr ograms-offices/national-organic-program
5.GRADE A・EGGS ※
※参照元:The American Egg Board(AEB)
割った時の見た目は確かにGRADE・Aって感じ。見た目や味は、日本で売っている黄身の濃い、濃厚な卵のような感じではなく、かといって、東南アジアやスペインなどで食べるような薄い淡い色の卵でもない。
最初の卵を食べきったので、次に購入したのが、↑右の写真のかわいらしいパッケージのもの。最初に買ったものよりお値段もやや高め。それらに加え、記載してあった、Pasture-raised eggsという言葉に惹かれて購入。
(Pasture-raised eggs?なんだろう、ローフードを食べて育ったのかな。)
と思って帰って調べてみたら、
(なーんだ、放牧卵のことじゃないか…)
この会社のHPを見ると、更に上のグレードの卵がある。
その一つ上のグレードが、ORGANIC。
最高級がNON-GMO。非遺伝子組み換え飼料で飼育されたもの。
画像はvitalfarmHPより
味、見た目。写真を撮って比べたわけではないので、感覚的なものだが、違いが分からない。東京・世田谷区上祖師谷で複合農家を営む「吉見園」さんの卵を食べた時にも思ったが、自然のものは、あっさりした印象だ。
VitalfarmさんのHPにそれぞれの卵の栄養価が載っている。数字上は全て同じ。
味も見た目も、あまり、感動はない。
消費者は記載された広告文句を信じ、目に見えない効果にお金を払う。身体への影響もそれだけを食べ続ける人体実験のようなことでもしない限り、色んな要素が絡むため、観測は難しい。
食も、ある種ファッション化しているような気さえする。
踊らされず、そうかと言って、投げやりにもならずに、身体が喜ぶことを見つけていきたい。
You have a great one!