TJ.Famの日常 ニューオーリンズ編

2009年チェコ→2011年ドイツ→2015年日本→2020年アメリカと3か国目の駐在生活。TJ.Famの日常を綴ります。

New Orleans に来て早速、病院へ 前編

How y'all doin'?

 

チェコに赴任した直後。長男1歳3カ月の時。40度超の発熱で、医者に往診してもらった事がある。小さい身体でフラフラになり、目も虚ろ。新米のパパ、ママには精神的にこたえる出来事だった。
日本に帰国し、次男3歳の日本脳炎予防接種。全身に発疹。多型紅斑の診断で、日本を代表する子供病院に10日間入院した。
アメリカに赴任し丁度、丸3週間経過。長男、胃痛で3日間ろくに食べれず、苦しみ、衰弱し、これは家庭の医学もお手上げ。これ以上は危険域だろうと近所の病院を受診したのが金曜日の夕方の事。あまりに長い1日だった。

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近所のUrgent care

まだ保険証も手元になく掛かりつけ医も

いないような時も受診できるらしい。

 

院内は空いている。दानdānaが受付を済ませ、間もなくすると、看護師がやってきて中に案内される。患者に付き添えるのは1名だけということで、英語が出来るदानdānaが長男と一緒に入る。5分も経たずに出てきた。
問診だけで、「ここでは診れない。大きい救急病院を受診してください。」と言われたらしい…。

(そんなに重症なのか…)

お金が返金される。まだ渡米して間もないので、プライベート保険の保険証も手元に届いておらず、ソーシャルセキュリティナンバーも管理オフィスがコロナでクローズしており、配布のめどが立っていない。出掛ける間際にदानdānaが保険会社とやり取りをし、なんとかなったというのに、診てもらえないなんて…。

 

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ニューオリンズ郊外Metairieにある24時間体制の救急病院。

アメリカのドラマにもあったER(救急救命室)である。

急遽、教えてもらった救急病院に向かう。とても大きな病院で、敷地内を車で移動する。やっと、入口を見つけ、受付へ。最初の診療所もそうだが、患者に付き添えるのは、1名だけ。長男とदानdānaは発熱チェックを受け、中へ入る。次男と二人で出口のベンチで待つ。コロナ対策の関係か、ロビーにすら入れて貰えない。40分経過した頃。5、6歳くらいの女の子とお母さんが出口の方へ。


ママ"●▲□××...right now!”


(また、最後の方しか、聞こえない…”今すぐ、出て行きなさい?それとも、貴方のお子さん、今、診てもらってるわよ、私達の後ろだったから。”どっち?それとも、子供に話してる?)


(全くわからない。まぁ、いきなり怒鳴られる覚えもないし、後者だと信じよう。)


それから、更に30分経過。


दानdānaが一人で現れた。


दानdāna「まだ、診てもらえてないんだよ。どんどん、急患が来て、全然、順番が来ない。まだ掛かりそうだけど、大丈夫かな?」

 

大丈夫も何も車も運転できない、携帯電話もまだ契約していないのでWi-Fiなしでは使えない状態。待つしかない。

(??ということは、さっきのママは何て言ってたんだろう。確かに、こっちを向いて何かを話したような気がするのだが、子供に言ったのか…。)

あとからदानdānaが、「あんまり、大人の人に対して会話でright now!なんて言わないけどね…。」だって。ライトナウ、でも、無いのかも。本当に何を言っているのか分からない。

 

先の見えない待ち時間。今日が登校2日目の次男は疲れ切って膝の上で、ぐっすり眠っている。不安の中、これまでの行いを振り返り、何が良くなかったのか、何が原因なのか、妄想する。思い返せば、いつも大きく環境が変わるとき子供に真っ先に反応が現れて来たな。もっと、何かやりようがあったのだろうか…自主隔離期間で家に居ただけなのに。ストレスで胃炎が悪化?感染症でアニサキスでも胃壁にへばりついているのか?A型肝炎ウィルス?ノロ?ロタ?それとも、コロナ???

 

↓Urgent CareとEmergency Roomの違いを分かりやすく解説してくれている。

https://ushealthinsurance4jpn.com/urgent-care-emergency-care/

To be continued

#アメリカの病院

#Urgent Care

#ニューオリンズ近郊Metairie