TJ.Famの日常 ニューオーリンズ編

2009年チェコ→2011年ドイツ→2015年日本→2020年アメリカと3か国目の駐在生活。TJ.Famの日常を綴ります。

渡米3~5ケ月経った頃の語学力の変化 後編 英語で意味の世界を泳ぎ始めた最初の一歩

ハウ あーゆ どぅいn?

ぐーーーdu

I had a dream , and I have a dream..

大学生の時の事。遊学ばかりしていたけれど、心から学びたいと火が付いたことがあった。アメリカへの留学だった。家族、親戚も巻き込み相談会議が行われ、なぜ行きたいのか、散々考えさせられた。理由など言葉を超えた。最後は母と姉の愛に助けられ、GOサインが出た。そんな矢先、父が病に倒れた。死の淵を彷徨った。留学どころではなくなった。大学4年の冬のことだった。

周りは就職も決まり、卒業旅行に浮足立つ中、一人闇の中。就職浪人よりも留年の方が就職しやすい、との姉のアドバイスに従い、留学の為に履修必須だった科目でご指導頂いていた先生に事情を話し、せっかく学んだのでテストは受けたいけれど、点数を付けないで欲しいと。

同級生とは1年遅れて社会人生活をスタートさせた。生活費を稼ぐため、また、福利厚生の手厚い、総合職を選んだ。当時は、まだまだ、女性の社会進出も今ほどではなく、女性総合職も数少ない時代。男性社会にいきなり放り込まれた。

大学受験浪人ではなく、大学留年という女性は珍しい、というので、初っ端から下に見られ、偏見の言葉を浴びた。言い訳するにも、何も証明する術もない。それに誰も興味もない。誰にも話さなかった。

6年勤めた会社を退職する間際のこと。一人の上司が話しかけてきた。

「おまえ、相当、勉強してたらしいな。○○(当時お世話になってた先生)って、大学の同期なんだよ。『いつも熱心に一番前に座っていた子にこんなこと言われたことがあったんだ…』って、えええ~~、それって、おまえじゃん!!今まで知らなかったよ。」

社会人6年経ち、言い訳する必要もない程、色々経験をし、自分自身にも自信が付いたので、そんな言葉、どーでも良かった。

f:id:sa8kakun:20210118002612j:plain

過去の自分自身との一つの区切り

時代は変わった。

誰でもどこに居ても大学レベルの学びが出来る。知識のユートピア構想であるMOOC(Massive Open Online Course)。最初の一歩は無料だ。

ja.wikipedia.org

 

わたしが受講したのはこちら ↓www.coursera.org

 

このコースの難易度に関しては、どう捉えるかは難しい。複数の言葉での翻訳機能が付いているので、英語が苦手でも挑戦しやすい。けれど、細部に至ると、やはり、英語で理解したくなる面もある。私が携わった生徒さんには、申し訳ないけれど、↑、補足としてこちらを一度、受講して欲しいと願う。目新しい知識はほぼないけれど、伝え方のすばらしさ、そして、私の場合はアメリカ発のローフードとして教えたので、ことばの意味という側面を超えたものを感じ取ってもらいたい。

 

今は海外だけでなく、日本の大学もMOOCに参入を始めている。

www.jmooc.jp

 

そして、、、

f:id:sa8kakun:20210118004535p:plain

今、最も気になっている講座。東京大学の講座「分子構造における量子力学」。

他にも韓国語やら、中国語やら、受けたいものの宝の山!

MOOCに大興奮しているわたしの姿がどこからか見えるのか、友達からのメッセージ。

 

「いまをたいせつに」

 

ほんとだね。

ステイホームでコロナには気を付けないといけないけれど、リアルでやれることも、まだまだ諦めずにいたいと思う。

 

You have a wonderful day !

渡米3~5ケ月経った頃の語学力の変化 中編 英語で意味の世界を泳ぎ始めた最初の一歩

Good Morning? (ぐっ⤴ もー⤵ にん⤴)←マダム風

9月の下旬の事。渡米1カ月を過ぎた頃のこと。少し余裕があったのだろうか。

私には、野望があった。今も勿論捨ててはいない。

दान、dāna君を痩せさせる目的で生活に取り入れ始め、指導者として生徒さんを導くまでになるほど、生活に欠かせないものとなったローフード。その起源をどこに求めるかは諸説あるが、この際どうでもいい。私の野望は、その本場とも言えるアメリカで、その真髄に触れたい。自分がドイツで、日本で、触れてきたローフードと何が違うのか。

けれど、渡米して間もなく、コロナ下でいきなり、カリフォルニアなど行けるわけもない。オンラインでも何でもいい。ルイジアナにもあるのであれば、近所でも構わない。とにかく、情報が欲しい。その一心で、お隣の州テキサスに住む「超健康革命」の著者である松田麻美子先生にご連絡を取ってみた。

松田先生とは個人的なつながりはなく、昔、先生が日本で講演会を開かれた際のいちスタッフとしてお手伝いさせて頂いたことがあるのみで、図々しいのは百も承知。駄目元で先生の公式ページのお問い合わせ先から、地味に、コメントを残してみた。

すると、即、直々にお返事を下さった。先生が教えてくださったサイトはこちら。

 

naturalhealthcollege.org

かつてお目にかかった時も、その美しさ、チャーミングな雰囲気に、憧れを抱いたが、今回、ご丁寧なお人柄が伺い知れる文面を頂き、私にとっては一生の宝だ。

経済的な問題で、残念ながら、未だチャレンジはしていないけれど、機会があれば受講してみたい講座の一つだ。

f:id:sa8kakun:20210117234242j:plain

学びたいものは人それぞれ。
朝から、せっせと、ヒカキン先生の教え通りに
アルミホイル玉を作る長男。

 

コロナ下でこの界隈の大学は全てオンラインに切り替わっている。それに、アメリカ在住1年が経つと授業料が安くなるらしいので、直接通うのはその時まで待つことに。

そういえばアメリカは12月になると、ビッグセールの季節到来!習い事の講座もセールになるよ!とお友達が教えてくれた。よし、それを待とう!

 

Have a wonderful weekend!

 

渡米3~5ケ月経った頃の語学力の変化 前編

hau yaa- doin?(はうやーどぅーいn)

Gooooood!

までは、焦らず言える。少々、日本人からすると大袈裟に感じるまでテンションを上げてスムーズに出るようになった。けれど、その次に続く、and you?に照れと、躊躇があり、なかなか、自然に出ない。聞き返したところで、マスク越しに続くその後のフリートークに対応できる自信がまだない。

how are you doing?に対し、hau yaa doin!での受け答えバージョンを発見。今度は、これで言ってみよう。尺も短く、受け答えが一個になってて、なんだかいけそうな気がする。

f:id:sa8kakun:20210117223503p:plain

子供達の語学力がどのように身についていくか、それから自分も。つぶさに観察をしようと思っていたけれど、その瞬間は、やはり、観測し難いのかもしれない。

もうすぐ渡米5カ月が経過する。元々、「3」という数字は色々な場面で要になるように感じてはいるが、人間の言葉の変化においてもそうかもしれない。

 

3カ月を過ぎた頃、दान、dāna君が言っていたこと。

「子供達もそうだけれど、貴方にも、一度目のBreakthroughがあったよね。言葉の習得以外にもなんでもそうだと思うけど、例えばダイエットもそうだけど、物事が変化する時って、停滞期と、急カーブとをくり返して、徐々に変化していくと思うんだけど、月単位だけでなく、一日単位でも実は、きっとその停滞期急カーブを描いてて、でも、その変化が小さすぎて人間には感じられなくて、でも、それが、重なって人間自身にも周りにも感じられるくらいの変化になる。僕が気が付いたのは、3ヵ月を過ぎた頃だったよ。」

レジ打ちの人の「いらっしゃいませ」に近い、「Hau aa yo doin??」への、ドギマギはなくなったけども、お返事にはまだ、↑ こんなに、狼狽えているのに、何の変化が?!何をしたから、自分に起きたというのか???

 

残念ながら、分かりません…。

 

ステップ1 キッチンではとにかく、英語のラジオを掛けて、聞き流している。

ステップ2 聞き流すのでは、何も残らないので、何を言っているのかに意識をむけるようにしてみた。

ステップ3 英文は日本語と真逆なので、とかく、出だしだけ集中して聞こう、と思うようになった。こちらの人の話は長く、みんな、最後までちゃんと聞いているとは思えない。

ステップ4 コロナ下で人と話してアウトプットする場面がないので、しょっちゅう触っている携帯を利用できないか…と考え、「インスタの投稿は独り言なのだから、英語で考える訓練として、英語でつぶやこう!」と英語にしてみた。

ステップ5 とかく自分の英語はジャパングリッシュだと痛感。日本語のノリで、英語らしさが微塵もない。「コッパズカシイ気持ちを捨てなきゃ駄目だ。こちらにとっての不自然がこちらでは相手にとっての自然なのだから!」と人との会話は、テンションアゲアゲで。

日頃やっていること、やってきたこと、と言えば、これくらい。

f:id:sa8kakun:20210117224752j:plain

ファーストフード店で働くアフリカンアメリカン英語は本当に聞き取り辛い。
こちらが聞き取り辛いってことは、向こうも、こちらの英語が聞き取り辛いはず。
やっと、一人で、un sweeten teaを注文できるように!(砂糖不使用)

言葉というのは、音が先にあり、それに意味を人為的に付随させたもの。という説を仮説として今、わたしは生きている。日常生活においては、先ずは、英語のノリを、南部のノリを、照れなく、取り入れ、話しかけてくれた人達を退かせない、、そんなことを考えて生活している。

意味の世界については、後述。

 

You have a wonderful day!

NewOrleans駐妻 ルイジアナでおもう2021年の決意

A happy new year !
せーぼk まーに ぱでゅせよ
明けましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いします。

 

この界隈はコロナ以前は、もっと、音楽フェスやジャズライブも盛んで、年中お祭り騒ぎの地域だと聞いていた。わたしはコロナ以前のこの街を知らないので、比べようがないが、それにしても、???、なんでこんなに次から次へと、みんな、仮装したりお祭り気分なんだろう、と思う。

9月だったか?レイバーズデーは、経験はしていないけれど、BBQ.パーティー。
ハロウィーンは、Trick or Treatの仮装。パンプキンパッチ。
それから、クリスマス。
クリスマスが終われば、NewYearを祝う花火。

f:id:sa8kakun:20210109010624j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010641j:plain
クリスマスツリーを売っていた野外テントの後には、
今度は、花火を売るためのテントが立ち並ぶ。Parish(パリッシュ)と呼ばれる、
日本で言うところの市区町村に近いもの、によっては花火の打ち上げを
禁止しているところもある。うちが住むOrleans Parishは、
打ち上げ禁止のため、दान、dāna君の勤務地のある、
St.John the Baptist Parishまで、花火売り場見学に。

Parishもキリスト教の教区を起源にもち、
正確に、市区町村の政治とどう異なるのか、
いまいち、分からない。
参考 郡 (アメリカ合衆国) - Wikipedia
f:id:sa8kakun:20210109010632j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010628j:plain
左 QRコードから打ち上げ動画が見れる。
右 素人が打ち上げていいのだろうか、と思うような、特大サイズの花火も
普通に売っている。日本円で10万円近いものも。
f:id:sa8kakun:20210109010646j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010637j:plain
右 男子3人が、真っ先に見つけた、うんこ花火。


チェコのプラハに住んでいた時も新年を祝う花火の打ち上げる音や、火薬の煙で、おちおち眠ってもいれなかったが、禁止されているはずの、ニューオリンズ市でも違法に上げる花火の音が鳴りやまず、戦地にでもいるような気分だった。
大晦日は18時から紅白歌合戦を見ながら、フグ刺しと日本酒で家族団らんを楽しみ、21時頃に、お夜食で牛肉と牛蒡入りの年越しそばを食べ、NHKの「ゆく年くる年」で除夜の鐘を聞き、新年のあいさつを済ませて就寝する。そんな日本の年越しがやはりいいなぁ。



f:id:sa8kakun:20210109010700j:plain


それが終わったら今度は、Mardi Gras(マルディグラ)。

マルディグラに関する詳しい内容は、こちらで↓
マルディグラ - Wikipedia クリスチャンではないので、やはり、何度読んでも、リオのカーニバルと同じ時期にやるパレード、位しか、頭に入らない。

今年のNewOrleans市のマルディグラのパレードは、中止が決定した。近郊のParishもOrleansParishにならって、中止が発表されている。パレードが開催されなかったことは前代未聞だそうで、皆、どのように準備をしていくのか、手探りのようだ。

f:id:sa8kakun:20210109012745j:plain
f:id:sa8kakun:20210109012750j:plain
Caution!Non‐Edible Baby Figure Inside This Cake!

 

f:id:sa8kakun:20210109010655j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010651j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010740j:plain
紫、黄色、緑の3色がマルディグラカラーだ。
スーパーには、キングケーキが立ち並ぶ。
見るからに着色料がすごいので、こちらは食欲がなくなるのだが、
長男が食べてみたいというので、WholeFoodsMarketに売っていた
1ピースを買ってみた。
欲しいと言った長男も、「なんか人工的な味がする…。」と。

キングケーキと呼ばれる↑こちらのケーキ。中には、食べられない赤ちゃんの人形が入っていて、それが入っている箇所をひいてしまった人に罰ゲーム的に何か指令が下される仕組みのようだ。दान、dāna君の会社では、ひいた人が次のキングケーキを買ってくる、ことになっているらしく、年初からパレードが行われる2月?まで、職場には常にキングケーキがあるようだ。大学生なんかだと、ひいた人の家が翌日のパーティー会場に決定するらしく、夜な夜な、パーティーをして過ごすので、勉強どころじゃない、と聞いた。

謝肉祭の後は、きっと、イースターで、次は夏のバケーション…。

と、

(1年中やないかい!!!)

と突っ込みを入れてしまいそうになる。

だが、根底に一貫して流れる宗教に基づいた、祖先に、一年に、自然に、感謝して暮らす、という、伝統が素敵だなと思う。形骸化していたり、商業主義に利用されたりして、意味も分からずお祭り騒ぎになっているところもあるのだろうけれど、1カ月、2か月も前から気持ちを高めて準備をし、それを楽しんでいるのが、いいなぁとも思う。

 

f:id:sa8kakun:20210109010754j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010749j:plain
f:id:sa8kakun:20210109010744j:plain
新年の目標を立てたマインドマップ。
それぞれ目につくところに貼って1年を過ごそうと思っている。

何か大きな目標のためには、毎日、ちょっとずつ、そのために手足を動かし頭を使う。そのための時間と空間を準備する。ルイジアナの人達のように、楽しく、楽しいからやる、で、いたいな、と思う。


You have a wonderful day!

 

NewOrleans駐妻 渡米4カ月半での発想の転換 ?!

はあーゅ どゅーいん?

だんだん、月報になっている。最近、家に居てパソコンの前に座っている時間は、ESLの授業か、Stanford UniversityのChild Nutrition and Cookingコースの課題締め切りに追われている時のみ。でも記録には残しておきたいので、少しずつ、Instagram に上げるようにしている。親がそちらも見れるといいのだけれど、Instagramのアプリを入れるだけでも、大騒動だろう。それと、दान、dāna君からの軽い検閲が入り、少々、面倒臭い。まあ、दान、dāna君の仕事に支障があるような事は書けない。当たり前である。

単なる言い訳

f:id:sa8kakun:20210106081709j:plain
f:id:sa8kakun:20210106081705j:plain
No Shoesの文字をチラ見するも、スルー。
けれど、実際、家具が相当、重たいので靴を履かないと危ない。

今日は1月5日。渡米から数えると、4カ月半。2020年内は家が落ち着くまで時間はかかるだろうと思っていた。けど、流石に、2021年には、もう家のことで煩わしい思いをすることから解放されるだろうと思っていた。しかし、甘かった。

 

引越し前の11月中旬に、購入したL字型ソファー+オットマン(足置き)。全4パーツから成り立っているのだが、購入直後、2パーツ配送されてきた。その後、残りの2パーツが届いたのが12月下旬。しかし

f:id:sa8kakun:20210106081700j:plain
f:id:sa8kakun:20210106081729j:plain
箱を開封するや、すでに破損していた。

新品と取り替えるので、新しいものが届くまで、そのままお使い下さい、と言い残し、そのまま置いて行かれたオットマン(足置き)。

これだけではない。

 

今度はベッド。

f:id:sa8kakun:20210106082841j:plain
f:id:sa8kakun:20210106082837j:plain
順調にチェストを運ぶ作業員の方達。
いよいよベッド完成間近!

ベッドのヘッドボードが壊れていたので、ベッドは組み立てられない。ヘッドボードが届いたら、その時に組み立てるので、それまでパーツはこのままにしておいてください、とだけ言い残し、帰って行った。

その後、何度も、今日来る、いや、やはり、行けない、などのやり取りがあり、未だ目処が立たない。なんなんだ、この国は、と、つい思ってしまう。けれど、世界を見渡せば、全て時間通りに返品交換も速やかに済む日本の方がきっと稀なのだろう。快適さ、便利さに慣れ切った思考から、異次元にも近い、このマイペースな国に慣れるのはいつの頃になるのだろうか。

 

物を揃える事に達成感を求めず、物を手放すことで得られる空間と、物を管理することに取られていた時間を取り戻す事、に達成感を求めよう。

まだまだ買い足そうと思っていたモノ達を買い物リストから削除した。

 

【たまたま参考にした動画】

メンタリストDaigoが公開動画で言っていた今すぐ捨てるモノ。

メンタリスト DaiGo 公式ブログ - 「今すぐ捨てるべきものTOP5」 - Powered by LINE (lineblog.me)

 

ゆーはヴァ わんだf ないt !