ハウ あーゆ どぅいn?
ぐーーーdu
I had a dream , and I have a dream..
大学生の時の事。遊学ばかりしていたけれど、心から学びたいと火が付いたことがあった。アメリカへの留学だった。家族、親戚も巻き込み相談会議が行われ、なぜ行きたいのか、散々考えさせられた。理由など言葉を超えた。最後は母と姉の愛に助けられ、GOサインが出た。そんな矢先、父が病に倒れた。死の淵を彷徨った。留学どころではなくなった。大学4年の冬のことだった。
周りは就職も決まり、卒業旅行に浮足立つ中、一人闇の中。就職浪人よりも留年の方が就職しやすい、との姉のアドバイスに従い、留学の為に履修必須だった科目でご指導頂いていた先生に事情を話し、せっかく学んだのでテストは受けたいけれど、点数を付けないで欲しいと。
同級生とは1年遅れて社会人生活をスタートさせた。生活費を稼ぐため、また、福利厚生の手厚い、総合職を選んだ。当時は、まだまだ、女性の社会進出も今ほどではなく、女性総合職も数少ない時代。男性社会にいきなり放り込まれた。
大学受験浪人ではなく、大学留年という女性は珍しい、というので、初っ端から下に見られ、偏見の言葉を浴びた。言い訳するにも、何も証明する術もない。それに誰も興味もない。誰にも話さなかった。
6年勤めた会社を退職する間際のこと。一人の上司が話しかけてきた。
「おまえ、相当、勉強してたらしいな。○○(当時お世話になってた先生)って、大学の同期なんだよ。『いつも熱心に一番前に座っていた子にこんなこと言われたことがあったんだ…』って、えええ~~、それって、おまえじゃん!!今まで知らなかったよ。」
社会人6年経ち、言い訳する必要もない程、色々経験をし、自分自身にも自信が付いたので、そんな言葉、どーでも良かった。
時代は変わった。
誰でもどこに居ても大学レベルの学びが出来る。知識のユートピア構想であるMOOC(Massive Open Online Course)。最初の一歩は無料だ。
わたしが受講したのはこちら ↓www.coursera.org
このコースの難易度に関しては、どう捉えるかは難しい。複数の言葉での翻訳機能が付いているので、英語が苦手でも挑戦しやすい。けれど、細部に至ると、やはり、英語で理解したくなる面もある。私が携わった生徒さんには、申し訳ないけれど、↑、補足としてこちらを一度、受講して欲しいと願う。目新しい知識はほぼないけれど、伝え方のすばらしさ、そして、私の場合はアメリカ発のローフードとして教えたので、ことばの意味という側面を超えたものを感じ取ってもらいたい。
今は海外だけでなく、日本の大学もMOOCに参入を始めている。
そして、、、
MOOCに大興奮しているわたしの姿がどこからか見えるのか、友達からのメッセージ。
「いまをたいせつに」
ほんとだね。
ステイホームでコロナには気を付けないといけないけれど、リアルでやれることも、まだまだ諦めずにいたいと思う。