Hi!
毎日いろんなことがありすぎて、どんどん、やさぐれていく…。
今朝は子供の通う学校の先生と話してきた。最初にも学校の説明をしてくれた、副校長っぽい先生。何度説明されても、この方の位置付けが理解できない。長男の方の先生でもある方。今日は、次男君のことについて物申しに。
学校のことを聞いても、「なんもしてない、ぼーりんぐ(退屈の意)。」としか、言わない日が続いていた。
わたし「誰とも話さないの?おともだちと遊んだりはしないの?」
次男「本よんでる。だれともはなさない。」
わたし「先生とも話さないの?おともだちは難しくても、先生とは何か話すでしょ?」
次男「先生とははなす。けど、なんていったかおぼえてない。」
そう言って、しぶしぶ、描いた絵が、【としうえとしゃぼんだまをしてあそんだ】の絵。低学年の子全員でシャボン玉をしたらしい。
別の日は、
わたし「今日は、誰かと遊んだ?」
次男「今日は、ジョナサンとおにごした。」←鬼ごっこのことを、最近の小学生は、おにご、と略して呼ぶ。
ジョナサンとは、もじゃ君、車の上に乗ってた子、とは別の、唯一、名前を覚えている子のようだ。
わたし「ジョナサンって、ヨナタン、と名前一緒だね~。」←1年前、日本でスウェーデンからの交換留学生と交流があった。その子の名前が、スウェーデン語読みで、ヨナタンだった。
次男「ゲームしたい。」
…話を広げようとしても、全然、広げる気のない、次男君。
わたし「遊ばなくっても、授業はあるでしょ?授業はどうだったの?何を習ったの?」
次男「おぼえてない、なにもやってない。ビデオ見てる。ひま。」
薄々、嫌な予感はしていたが…
(いやいや、おかしいだろ。こんなおもちゃ。幼稚園児じゃあるまいし。)
長男に聞いてみた。
長男「いや、(次男)が言っているあそこは、幼稚園だよ。幼稚園と同じ建物にあるし。小さい子ばかりで、こっちの校舎の2年生はちゃんと勉強してるよ。絶対に、こっちに変わった方がいい。」
やっぱりか…。最初のごにょごにょとした、副校長らしき先生の説明と、दान、dāna君の通訳から、勝手にESLだと思い込んでいたが、違うらしい。ESLとは、"English as Second Language"の略で、英語が第二外国語の子供達を対象に進度を落として教科を教えてくれるクラスのこと。聞けば、この学校には、ESLはないという。
どうやら、普通学級で落ちこぼれている子達の為の別学級のようだ。
(そんなの、意味合いが全然違うぢゃないか!!!)
毎日、子供達を送迎してくれているदान、dāna君が見たところによれば、ほんの少し、多動の子。心の成長が幼い子。勉強が少しできない子、が集められているような気がする、と。けど、日本の補助付きって程ではなく、と。
そりゃ、友達もできないはずだ。みんな、話さない、そりゃ、そうかもしれなかった。そうだったのか…母が間違っていた。これは、学校に行って話をしなければ。
そう思い、「普通学級に移行してくれ」、と言いに行ったのだ。
ところが、返事は、”NO”。
学校側「算数は普通学級で一緒にやっていて、2年生レベルも簡単すぎるみたいだから、3年生のクラスに挑戦してみても、いいかもね。けど、他の教科は言葉ができない状況だと、、、。(こちらの負担が大きすぎる。と言いたげ。)」
दान、dāna君があまりに丁重に話をするので、だんだん、横でイライラしてきた。
わたし「あのさー、こういうのって言葉の問題じゃなくてさ。勉強は中身なんだよ。中身を理解するのに十分な知能は持っているのに、それを与えないのって、どうなのよ!!」の意味を込めて、精一杯、訴えてみたが、多分、伝わり切らず。
学校側は、語学力が一定レベルにならないと、普通クラスは無理だ、の主張を曲げず。むしろ、家でビデオを見せたりして、英語を勉強してこい、と言う。
冷静、かつ、そんなもんだろうと思っているदान、dāna君
「ま、そんなもんでしょ。もっと、(次男)も自分はできるんだってことを、なんでもいいから、発信して声にだしていかないと、だめだな。それは伝える。」
というのも、最初の2日間。次男君、一っ言も、話さなかったらしい。
で、突然、3日目の算数の授業で、"I've done! Finished"と、すらすらっと、話し始めて、先生が驚愕したらしい。発しないと、分からない。忖度、空気読むなんて、この国の文化には、ない。言葉で説明できないと、伝わらないのだ。
言葉の発達に関しては、何語であっても赤ちゃんが言葉を話し始める時には、そこには部分ではなく言語体系の全体があって、しかも、突然、話し始めるっていう話があるが、きっと、そんな感じだったのだろうか。帰国子女の経験談でも、知り合いの娘さんが、1年間ひとっことも話さなかったのに、2年目になって急に話し始めたと聞いたことがある。都市伝説かと思っていた節もあったが、我が子にも起きたようだ。
にしても。納得がいかない。
दान、dāna君は、あんなアメリカ人の態度なんて、普通だよ、慣れだよ、慣れ、というけれど、私はどうも、あの、こっちが最後まで喋りきっていないのに、かぶせるようにして食い気味に偉そうにしゃべる態度に、なんでそんなに偉そうなんだ、と思ってしまう。言葉ができるようになったら、普通クラスにだって???じゃあ、言葉が出来ないのに、算数は普通クラスに入っている矛盾はなんなんだ!!理科や社会だって、小2位だったら、非言語情報で、十分刺激があるかもしれない。試しもしないのか!!!出来るようになってから、って、そんなの、同じ教科書使っていなかったら、語彙の差がどんどん開く一方じゃないか!!!出来なくても、少し背伸びをして、その環境に入って頑張っている長男のように、絶対に、いや、むしろ、次男の方が頑張れるのが親には分かっているのに。学校側には伝わっていない。
दान、dāna君が言うように、出来るってことをアピールしなくては、相手には伝わらない。空手の型でもそうだった。審判に戦っていることを見せなくては、何も意味がない、と、いつも本部長が言っていたことを思い出す。
怒りが収まらないけど、言葉が少々不自由でも、出来るってこと、次男が自分で自らアピールするしかない。
今日から、再び、オンラインフィリピン英会話のお世話になることに。長男に必要かな、と思い、一人分だけまだ解約をしていなかった。
言葉ってなんなんだ、と思う。
Have a nive one!